ガスコンロ/ガステーブルの賢い選び方・・リンナイガスコンロ/パロマガスコンロのご紹介
ガスコンロ/ガステーブル選びはガスコンロ/ガステーブル購入ガイド
ガスについて勉強しよう!

ガス消費量とは?・・・ガスコンロ/ガステーブルの火力の数値

ガス消費量とは?
ガス消費量とは、1時間あたりにガスをどれくらい使用するかを数値化したものです。

ガス量ではなく数値化したところにポイントがあります。

ガス量なら単純に、1時間に○○mと表示すればいいのですが、ガスとカロリーでも述べた様にガスはガスの種類ごとにより熱量が違います。

ガス消費量は以下の式になっています。

ガス消費量=1時間あたりのガス量(使う量)〔m/H〕×ガスの熱量〔kcal/m

ガス消費量の単位は、
kcal/h となり、
1時間あたりどれくらいのガスのカロリーを消費するかを示した数値とも言えます。

ガスコンロ/ガステーブルのカタログを見ると

ガス消費量 :強火力コンロ4.20kW/標準コンロ2.45kW/グリル2.00kW と表示されています。
1kW=860kcalですから、強火力コンロ:3610kcal/h/標準コンロ:2100kcal/h/グリル:1720kcal/h
とも表示されます。

これが、このコンロの火力の性能になります。

ガス消費量の値が大きい・・・・能力・火力が強い
ということです。

カタログなどではガスコンロ/ガステーブルの火力を表し、給湯器などでは能力を表す数値として用いられています。

ガスとカロリーで述べたように、ガスの熱量は決まっています。
カタログなどを見ると、ガスの種類によらずガス消費量は同じ値です。

ガスコンロ/ガステーブルはガス消費量が同じになるように熱量の大きいガスは1時間あたりのガス量が少なくなるようにガス量を調節し、熱量の小さいガスには、1時間あたりのガス量が大きくなるように調節しています。

この調節が、自動でされればいいのですが、ガスの噴出部(ノズルやバーナーヘッド)で調節しているためガスの種類ごとに調節が必要です。

適応していない、異なったガスを使うと多く流れてしまった場合は異常燃焼、爆発着火
少ないと能力が出ないなどの不都合が生じます。


ガスコンロ/ガステーブルはガスの種類を選ばなければならなかったりするわけです。

ガスの種類の変更作業(熱量変更作業)はこれらの調整のためおこなわれます
また、引越しでガスの種類が変わるとガス器具が使えなかったり、調整作業が必要なのも同じ理由です。

ガス消費量は能力(火力)を表す数値、ガス消費量が大きいと能力(火力)が大きい
ただし、消費する量ではなく消費する熱量を表す
(ガスの種類によって異なる熱量を統一させるため)






MENU
ガスコンロ/ガステーブル選びはガスコンロ/ガステーブル購入ガイド